国民の祝日が1日もない「6月」。気温も高くなってくる季節です。そして梅雨で湿度も高くなり、カビに注意の季節。日本の文化・風習・現代イベントのうち、6月に実施されるものをまとめました。
6月の年中行事一覧
日にち | 行事名・イベント名 | 説明 | 食べ物 | 子ども関連 |
1日 | 衣替え | |||
6日頃 | 芒種 | 二十四節気のひとつ、芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節 | ||
10日 | 時の記念日 | |||
11日頃 | 入梅 | 暦の上での梅雨入り 2019年は6月11日 |
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16日 | 和菓子の日 | 嘉祥菓子 | ||
第3日曜日 | 父の日 | |||
21日頃 | 夏至 | 一年で最も昼が長い日 2019年は6月22日 |
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23日 | 慰霊の日(沖縄県) | |||
6月末 | 夏越の祓(なごしのはらえ)(京都) | 年越しから半年経過した日に穢れを祓う神事 | 和菓子「水無月」 |
ピックアップ
時の記念日(6月10日)
1920年に国立天文台によって制定された記念日。
それ以前の日本人は時間にルーズと言われていた。
「時間を守り、欧米並みに生活改善、合理化をはかろう」という意図の記念日。
入梅(6月11日頃)
梅雨(つゆ)の季節にはいること。
入梅は暦の上で決められたもの。
実際の気象用語の「梅雨入り」は地域によって異なる。
和菓子の日(6月16日)
全国和菓子協会が定めた和菓子の日。
9世紀に、厄除け・健康招福を願って16個の菓子を神前に供えたものが由来。
現代は7種類(1と6を足した数字)の菓子を食べる行事。
そのほかの情報
6月の名称
水無月(みなづき)
田無月(たなしづき)
暑月(しょげつ)
6月の季語
初夏
入梅
深緑
6月の誕生花・花言葉
誕生花=カスミソウ
花言葉=清らかな心、無邪気、親切
誕生花=アジサイ
花言葉=移り気、辛抱強さ、冷酷
6月の誕生石 ・石言葉
誕生石=パール(真珠)
石言葉=純潔、健康、長寿、富
まとめ
6月は梅雨の時期ですが、「水無月(みなづき)」です。漢字のまま読むと水が無い月なので、違和感を感じます。
「水無月」の「無」は「の」という意味とのこと。「水の月」という事で、納得です。
「年越し」という言葉は、たいていの方はご存知だと思います。その半年後にあたるのが6月で、「夏越」という言葉があるそうです。
今年も半分が過ぎたということです。