[2024年情報]スキー・スノボ人口の参加人口は最盛期の1/4以下

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統計データ

この文章のトピックスは以下です。
・2024年のスキー・スノーボード人口は最盛期に比べ-76.7%
・2024年は2023年比で-8.7%
・スキー・スノーボードの男女別参加率ではスキー・男性がトップ
・スノーボードは10代20代男女が最も参加率が高く中年以降減少する
・スキー・スケート・スノーボード用品市場は23年で-49.8%
・訪日外国人のスノーリゾート地域訪問者数2023年は減っている
・長野県の年間スキー場平均営業日数は17年で-7.7日

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2024年スキー・スノボ人口は最盛期比で76.7%減少

この文章は毎年発行されるレジャー白書情報をもとに書いています。
レジャー白書の回答者は日本人限定です。

スキー・スノーボード人口推移
出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

全体の傾向は1980年代後半から2000年代前半に山ができていて、それ以降右肩下がり。
ピークは1998年でスキー人口が1,400万人、スノーボード人口が400万人、合計1,800万人でした。
2024年はスキー人口が280万人、スノーボード人口が140万人、合計420万人。
2024年数値を2023年と比べると全体の減り幅は減っていますが、実数では-40万人。
最盛期に比べ2024年はスキー人口が-1,1200万人、スノーボード人口が-260万人、合計-1,380万人減少(前後比-76.7%)。

上記グラフ内の下段の「年」のところに2つの吹き出しを付けています。
1つ目は1987年に公開された映画「私をスキーに連れてって」。
当時はいまほど高速道路が開通していなかったので、スキー渋滞は日常でした。

2つ目が1998年開催の長野オリンピック。
この1998年が日本のスキー・スノーボード人口の最盛期です。
スキー人口最盛期は1993年1,770万人、スノーボード人口最盛期は2002年540万人です。

 

スキーは高齢男性参加者が多い

2024年 スキー・スノーボード 性別参加率
出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

 

上記は2024年のスキー・スノーボードの男女別参加率推移です。
2021年にコロナウィルス禍で最低値をつけ、その後2022年は回復しましたが2024年はすべてて微減。
男女ともスキーの減少幅はわずかですが、スノーボードは減っているといえる。

2024年 スキー・スノーボード 性別・年代別参加率
出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

上記は2024年のスキー・スノーボードの性別・年代別参加率です。
スキー・男性のみ、年代が上がっても参加率は維持、最下位が中年世代です。
ほかは、若い世代の参加率が高く、年齢が上がる毎に参加する人が減っています。

スキー・スノーボード 居住地域別参加率 2024年
出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

上記は2024年のスキー・スノーボードの地域別参加率です。
北海道、長野・山梨、新潟の雪国の参加率は高い。
関西以西はすべてではありませんが、スノーボード参加率がスキー参加率に肉薄しています。

スキーは高齢男性参加者が多い

スキー・スケート・スノーボード用品市場の推移
出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

上記はスキー・スケート・スノーボード用品市場の推移です。
直近は現状維持の平坦なグラフですが、全体をみると大きく下がっている。
この市場はピーク時に比べ約半分になっています。

スキー環境の課題点は多い

訪日外国人スノーリゾート地域訪問者数
出典:第1回 国際競争力の高いスノーリゾート形成促進に向けた検討委員会議事次第(観光庁)

上記は訪日外国時のスノーリゾート地域訪問者数です。
コロナ時期の情報はありませんが、2023年は下がっている。
訪日外国人が増えていますが、スノーリゾート地域への訪問率は減少しています。

長野県の索道施設の設置後経過年数
出典:今後のスキー場振興に関する方針(長野県観光部)

上記は長野県の索道施設(リフトやゴンドラ)の設置後経過年数です。
30年以上の割合は85.3%と、長期間使っている状況が分かります。
メンテナンスコストや、修理修繕・再設置となると大きな費用が発生します。

長野県 スキー場の平均営業日数の推移
出典:今後のスキー場振興に関する方針(長野県観光部)

上記は長野県スキー場の平均営業日数の推移です。
大きくは下がっていませんが、2005-06と2021-21を比べると-7.7日で93.3%(前後比-6.7%)。
この要因として、同じ情報ソースには地球温暖化による気温の上昇情報があります。
小雪あるいは(異常気象による)大雪はスキー場経営を圧迫します。

他にも投資要素として、キャッシュレス対応や多言語化看板の設置。
準備不足やスキルの足りない人のバックカントリー救助も悩ましい。
他に人件費高騰、特に地方での人手不足もあります。

スキー場は長野が強い

1位 志賀高原(長野県) 1,046,000人
2位 YUZAWA SNOW LINK(新潟県) 666,450人
3位 Mt.Naeba(新潟県) 569,410人
4位 白馬五竜&Hakuba47(長野県) 510,238人
5位 高鷲&ダイナランド(岐阜県) 499,089人
6位 上越国際(新潟県) 446,000人
7位 白馬八方尾根(長野県) 409,534人
8位 野沢温泉(長野県) 405,294人
9位 つがいけ(長野県) 368,000人
10位 蔵王温泉(山形県) 303,000人
11位 岩原(新潟) 298,000人
12位 斑尾高原&タングラム(長野) 296,000人
13位 軽井沢プリンスホテル(長野) 295,000人
14位 安比高原(岩手) 287,691人
15位 舞子(新潟) 270,000人
16位 札幌国際(北海道) 262,000人
17位 菅平高原(長野) 257,000人
18位 グランスノー奥伊吹(滋賀) 256,112人
19位 ネコママウンテン(福島) 219,742人
20位 竜王(長野) 215,000人

スキー場来場者数 トップ20(株式会社スノーナビ)

上記が2024-2025のスキー場来場者数トップ20です。
昨年の順位と比べてみても大きな変動はありません。

このグラフから読み取れるのは長野県が強く、次いで新潟県。
そして大型スキー場ばかりです。

大型スキー場のメリットとして、多言語化や施設が充実している。
ツアーを設定する側としても、やはり大きなスキー場を第1に考えるのではと想像します。
ニセコや白馬など、インバウンド集客でよく聞くスキー場がその一例。
全体のパイが増えず、大型スキー場がその大半を集客しているなら、地方ローカルスキー場はより閑散とします。

 

さいごに

僕は待つのが苦手で、渋滞もそうですができれば避けたい。
リフト待ちもその1つで、それゆえ小さなスキー場に魅力を感じます。

GALA湯沢のように新幹線で行けて、スキーで遊んだ後、温泉施設も備わっているのは快適。
ただ快適ではない環境、閑散としたスキー場やひなびた温泉には、素朴な良さがあります。