この文章のトピックスは以下です。
・2023年婚姻組数1位は東京、上位は人口密集地域
・2023年婚姻率上位は人口密集地域、沖縄が4位
・初婚平均年齢が高いのは男女とも関東圏
・2023年離婚組数1位は東京、2位は大阪
・2023年離婚率1位は沖縄、2位は宮崎
2023年の婚姻組組数・婚姻率1位は東京
このデータはすべて2023年データです。

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は都道府県別、婚姻件数(組数)です。
1位は東京で、以降、人口密集都道府県が上位を占めています。
2023年に婚姻した数なので、人口が多い地域が高いのは当たり前。
下位は人口が少ない都道府県です。

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は都道府県別、人口千人当たりの婚姻率です。
人口千人当たり婚姻率とは、1年間に婚姻した件数(組数)が、その地域の総人口1,000人に対してどれくらいあるかの割合。
「人口千対婚姻率」とも呼ばれるものです。
1つ上のグラフ婚姻組数と同様、1位は東京です。
ただ、これも若者人口が集中している東京ゆえと言えます。
2位以降も大都市圏が並んでおり、各地域の人口密集地域に周辺の都道府県から若者が移住し、そこで婚姻する結果です。
例外は4位の沖縄で、沖縄は婚姻率が高い地域で有名です。
夫婦とも初婚年齢が高いのは人口密集地域

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は初婚の夫の平均婚姻年齢です。
上位は関東圏が集まっています。
大阪は20位、愛知は19位、福岡は25位と関東圏以外の、人口密集地域は中位に位置しており、初婚の夫の平均婚姻年齢は関東圏が高い傾向です。

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は初婚の妻の平均婚姻年齢です。
1つ上のグラフの初婚の夫と同様、上位は関東圏が集まっています。
5位京都、6位奈良、9位大阪と関西近県が上位に位置しています。
離婚組数1位は東京だが離婚率1位は沖縄

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は都道府県別、離婚件数(組数)です。
1位は東京で、婚姻組数と割合が多い分、やはり離婚でも1位となっています。
また、2位以下も大阪や愛知といった人口密集地域が位置しています。

出典:都道府県・市区町村のすがた(e-stat)
上記は都道府県別、人口千人当たりの離婚率です。
これが今回見てきたデータの中で、おおきく異質な結果になっています。
1位は沖縄、2位が宮崎、3位が北海道です。
1位の沖縄の離婚率の高さは、婚姻率の高さと組になって有名で、婚姻率が高いので離婚率が高いのもうなずけます。
離婚率2位宮崎は婚姻率は23位、離婚率3位の北海道は婚姻率では24位とこの2都道府県は異質。
上位陣は人口密集地域が高い傾向は見て取れます。
地域格差が拡大していく
婚姻組数の最大のトピックスは都市部への一極集中による、都市部の婚姻組数の増加と地方の低下です。
人口が集中する東京都、神奈川県、大阪府、愛知県などの大都市圏が婚姻組数では上位を占めます。
また婚姻率1位は婚姻組数1位の東京で、若年層(進学や就職で地方から流入する世代)が多く居住する東京都の一極集中を表しています。
他に婚姻率でいつも話題となる沖縄県は、出生・婚姻意欲の高さが特徴的です。
地方は婚姻する若者が減り、組数が減少するのとともに婚姻率も低くなっています。
具体的には、東北地方や中国・四国地方では、若年人口の流出(特に女性の流出)が深刻化しています。
婚姻率で上位だった都市部ですが、離婚組数は当たり前のように多く、離婚率も高い
沖縄県は婚姻率も高いが離婚率でも高く、離婚率は全国1位。
一方で、富山県や新潟県をはじめとする北陸から東北の日本海側にかけての地域では、離婚率が低い傾向があります。
地方の良し悪しでよく話題になる、地縁・血縁の結びつきや、家族・親族間のサポート体制の違いが都市部とは違います。
いくつかの都道府県や地域ブロックのトレンドを上げてみます。
▼東京都
婚姻率はトップ、離婚率も比較的高い
「結婚する人も多いが離婚も多い」
人口流入が多く、若年層が集中するため
▼沖縄県
若く結婚する人が多い
出生率は全国最高水準
離婚率も高い
▼北陸地方
離婚率が低め
家族同居率が高い
地域コミュニティが比較的強い
▼東北地方
婚姻率が低い
若者流出
高齢化
この先日本は少子化と人口減少が確定しており、若者の数が減少し続けるので婚姻組数は減るしかない。
婚姻率は母数とは無関係ですが、多様化が進めば下がります。
あとはこのまま都市部への若者流出が止まらない予測からも、婚姻率は上がらないだろう。
さらに事実婚が普及するようなら、それも婚姻率低下の一因になります。
離婚件数は読めませんが、そもそも人口減少期なので実数は減ります。
個人の自立や個人主義の進行が進めば、離婚を選択する人は増えます。
2026年時点の若者の動きを見ていると、婚姻率が上昇するとは僕には思えません。
若者の都市部への流出が続き、地方は衰退していく。
都市部へ移動した若者のうちの、所得が高い層は結婚してそこで居を構える。
それ以外は結婚の選択を選ばず(選べず)、独身で生きていく。
僕は結婚して、いまでも婚姻関係が継続しています。
ただ、結婚がもろ手を挙げて推薦するかと言えばそうではなく。
結婚してかなりの年月が経った今でも、結婚に対してうまく判定でできません。
この結婚は成功だったと宣言しても、思い込みと言われればその通りであり。
2つの人生を歩めないわれわれにとって、結婚が正解だったのかは分かりません。
その上で僕が思う結婚の目標は僕の奥様と死別する時「この結婚は悪くはなかった」と思ってもらえるか。
70点を貰えるのなら、自分に良くできましたと言えると思っています。
さいごに
結婚した後、離婚に踏み切るまでどのくらい検討するのか。
気軽に離婚できる人は除外して、一般的にはある程度、トライアンドエラーしてダメなら離婚だと思っています。
このトライアンドエラーには質と量があり、状況や人の考え方で変わる。
DVのような状況であれば、1秒でも早く離れるのその通り。
お互いの価値観の違いを受け入れられない当たりの時、どこまで譲歩あるいは受容できるか。
僕は切り離しも対策として効果的と考えています。
たとえば、推し活に伴侶が熱中したとしたら、推し活時間はそもそも存在しないと考える。
高額なお金を貢ぎ続けるようなものは厳しいですが、節度をわきまえているならその人の楽しみを尊重する。
若い時は結婚したらなるべく共通が良いのかと思っていました。
結婚後はお互いの適度な距離感が大事だと感じるようになりました。
