絵本Top10の発行部数は本当にベストセラーだった

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絵本は息の長い出版物、出版部数もスゴイです。
誰でも小さな頃によく読んだ絵本があると思います。
自分が大人になって、自分の子供に読み聞かせることも多いもの。
懐かしい思いとともに、大人の感覚で読むとこんな内容だったんだ、という発見。
最近のカテゴリ別書籍発行部数とともに、2017年集計の絵本ベストセラーTop10を調べました。

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2017年絵本Top10

僕は知らなかったですが、TOHAN(株式会社トーハン)が『ミリオンぶっく 2017』というものを毎年発行していました。
これは無料で書店で配布されているパンフレットの事。
タイトルに[2017]とあるということは、毎年発行されているのでしょうか。
2017年版は20万部を製作、3月下旬から全国約1,500軒の書店で配布されたそうです。

順位名称累計発行部数対象著者など
10ノンタンぶらんこのせて262万部3歳キヨノサチコ/作絵
9三びきのやぎのがらがらどん262万部4歳マーシャ・ブラウン/え せたていじ/やく
8ぐりとぐらのおきゃくさま277万部3歳中川李枝子/さく 山脇百合子/え
7ねないこだれだ286万部0歳せなけいこ/さく・え
6しろくまちゃんのほっとけーき287万部0歳わかやまけん/絵 森比左志/文 わだよしおみ/文
5おおきなかぶ288万部3歳A.トルストイ/再話 内田莉莎子/訳 佐藤忠良/画
4てぶくろ309万部3歳エウゲーニー・M・ラチョフ/え うちだりさこ/やく
3はらぺこあおむし389万部4歳エリック=カール/さく もりひさし/やく
2ぐりとぐら495万部3歳中川李枝子/さく 大村百合子/え
1いない いない ばあ622万部0歳松谷みよ子/文 瀬川康男/絵

出典:ミリオンぶっく 2017(全国書店ネットワーク)

 

どれも発行部数がすごい。
確かに絵本ほど読み継がれるものが多いジャンルは他にはないかもしれません。
文学の古典や哲学書でも読み継がれるものがありますが、絵本は何より身近。
誰でもこのリストの中で1冊くらいは「小さい頃、読んだなぁ」ものがあるのではないでしょうか。

この中には翻訳ものも含まれています。
と言うことは、全世界で集計すればさらに発行部数は増加するということ。
普遍的な内容が多い、イコールどこの国でも通用するということかもしれません。

 

 

0歳~4歳までの年齢別Top10

絵本ベストセラーTop10 2017年版【0歳編】
全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳~5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは1...

 

絵本ベストセラーTop10 2017年版【1歳編】
全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳~5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは1...

 

絵本ベストセラーTop10 2017年版【2歳編】
全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳~5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは1...

 

絵本ベストセラーTop10 2017年版【3歳編】
全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳~5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは1...

 

絵本ベストセラーTop10 2017年版【4歳編】
全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳~5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは1...

 

 

書籍の出版点数

ベストセラーの部数がスゴイのは分かったのですが、ココ最近の書籍の発行部数はどうなのか調べてみました。
最近のカテゴリ別書籍出版部数推移について、以下に3つの切り口のグラフです。

書籍の出版点数・ジャンル別
雑誌の出版点数・刊別
雑誌の出版点数・部門別
出典:第六十六回 日本統計年鑑 平成29年(総務省統計局)

 

これは10年間の推移ですが最初に思ったことは「意外に減少していない」と言うことでした。
当然出版不況ですので、もっと全面的に右肩下がりのグラフになるかと思っていました。

  • 右肩下がり=[月刊誌][工学・工業][体育・スポーツ][読み物]
  • 右肩上がり=[芸術]
  • 残りは変化が少ない

今回特に知りたかったのが[児童書]がどうなっているかです。
結果は変化ナシ。
人数的には少子化ですが、[児童書]の新刊発行部数は変わらないようです。

気になったので、2012年以前のカテゴリ別情報のグラフが以下です。

以前のの書籍の出版点数・ジャンル別

右肩上がりのグラフが多いです。
児童書も伸びていたようです。
全体のピークは2012年~2013年頃のようです。

 

 

変わったほうが良いのと変わらないもの

乳幼児の子供への絵本の読み聞かせはその後の言語発達に良い影響がある、というのは現在では定説です。
言葉はコミュニケーションの基本。

コミュニケーションといえば、日本人は「空気感」とか「あうんの呼吸」などの文化がある特殊な国です。
道を歩いていても、職場でも今は日本人以外の方と接する機会は多くなりました。
日本人以外の方とのコミュニケーションで「空気感」を求めることは間違いです。
それは日本人同士でもいえる事。
言わなくても分かると思った、というのは自己満足でしかありません。

コミュニケーションの基本を育てる「絵本の読み聞かせ」は子供にとって大きなプレゼント。
「読み聞かせ」の良い影響は言葉の発達のみではなく、親子のスキンシップであり、子供の安心感に繋がります。
そして次代へ受け継がれていくもの。

ところで2017年絵本Top10の中の7位の『ねないこだれだ』。
エンディングが個人的には「想定外」でした。
ご興味がある方はぜひ、どこかでお読みになってください。

ではでは

◆今回のまとめ◆

100万部を超えている絵本は全部で112冊
誰でも1冊くらいは読んだことがあるものがあるのでは

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