紙の新聞を読む人はどこへいったのか

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電車で新聞を読む人を見かけなくなりました。
新聞発行部数の推移をみて、納得の結果となりました。
では電子版の料金は、紙の媒体に比べ高いのか。
世間一般に言われている「活字離れ」の一つなのか調べてみました。

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新聞発行部数推移

以下、3種類の紙の新聞のグラフです。

新聞発行部数・1世帯当たり

新聞発行部数・1世帯当たりのグラフは、右肩下がり。
発行部数が2000年の5,370万部から2016年の4,327万部、-20%の減少です。

1世帯当たりの方がさらに数字としては悪化。
2000年の1.13から2016年の0.78万部、-30%の減少です。
ただし同じ期間の世帯数は117%と増加している点は注意。
単身・少人数世帯が増えている現在、それらの家庭では
あまり紙の新聞購読につながらない、と予測できます。

発行部数も減少していますが、1世帯で1紙以上とっていた2000年から2016年では5世帯中4世帯しか購読していないようです。

 

一般紙とスポーツ紙

朝刊単独・夕刊単独・セット

一般紙とスポーツ紙、朝刊単独・夕刊単独・セットのグラフが上記。
2000年と2016年の減少率は以下。

一般紙=84.0%
スポーツ紙=54.8%
朝刊単独=94.6%
夕刊単独=53.5.0%
セット部数=57.3%

大きく下落しているのは、スポーツ紙・夕刊単独・セット部数のようです。
朝刊は最後の砦というか、確かに購読停止するなら最後が一般的かもしれません。

 

5大新聞の電子版

読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞の電子版の料金は以下。

新聞社名名称電子版料金紙の料金
読売新聞読売プレミアム紙の購読料+150円4,037円
朝日新聞朝日新聞デジタル月額3,800円、紙の購読料+1,000円4,037円
毎日新聞毎日新聞愛読者セット月額3,200円4,037円
日本経済新聞日本経済新聞電子版月額4,200円、紙の購読料+1,000円4,509円
産経新聞産経NetView月額300円か400円3,034円

 

この中で会員数を公表しているのは日本経済新聞のみ。
2017年5月に350万人と突破、とのこと。
その他の新聞は公表数値が見つかりませんでした。

それぞれの特色がありますが、電子版単独のものは紙の購読料と大差がないようです。
紙を取るか、電子を取るか。
それぞれの特徴を以下にまとめてみました。

 

 紙の新聞電子新聞
視認性1枚が大きい拡大ができる
媒体かさばる端末の大きさのみ
検索難しい簡単
リアルタイム電子に比べ遅い早い
広告地域の折込広告が入る興味がある広告が表示される
端末不要故障・電池切れのリスク
配送・配信配送遅れのリスクサイト停止のリスク

 

ペンは剣よりも強しのひとつがニュース

スマホ普及前は電車の中で新聞を読んでいるスーツを着た男性をよく見かけました。
今、1車両の中で紙の新聞を広げている人は、ほとんど見かけません。
東京のラッシュで読むことが困難、とも思いましたが、以前は若干の混み具合であれば新聞を広げている人は見かけました。
今はタブレットを見ている人がチラホラ。

話はそれますが、昔は受験のために新聞を読む、という話を良く聞きました。
とくにコラム欄は、その新聞社のエースが書くので良質な文章に触れる練習になるとも言われました。
現在ではこの辺もネットで閲覧できますし、無料の専用スマホアプリもあります。

さらに話がそれきますが、一般社会で「無料」というのは、基本継続しません。
プロの仕事にそれなりの報酬が伴わないと、その業界は衰退していきます。

暗い情報ばかりの新聞業界のようですが、ニュースというものは一定の需要があると思っています。
それが紙なのか電子なのかテレビなのかは問わずですが。

ある大きなPV/UUを集めるメディアクリエイターの方が以下の発言をしていました。
「新聞や一般ニュースはあえて接触しない、一般的な情報は発想が平凡になる、twitterやはてぶを自分は見る」

これは極端な例だと思いましたが、多様性の考え方の一つだと思いました。

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