遊んでばかりいる大人が理想

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ライフハック・節約

年間100万円分の本を読む。
極端な例ですが、自分への投資としてこれを5年続ければ世界が変わる意見に、僕は賛成です。
投資と得られるもののバランス感覚は、年齢を重ねて変わります。
得るものの中で最上の「時間」でいかに遊ぶか。

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大きな画面は正義

僕は2020年春から在宅勤務となり、自宅で仕事をする環境を少しずつ改善していきました。
ある程度の出費は発生しますが、業務効率を上げる意味で、必要経費と捉えています。
平たく言うと正しい投資

僕は会社では、ノートパソコンに外付け21インチのディスプレイを使用していました。
広い画面は正義、デュアルディスプレイを使うと手放せないのは、経験者はうなずく内容です。
スマホの画面の大型化に最初は距離を置いていたのが、一度使うと元の小ささに戻れないのと同じです。

在宅業務が始まった当初、13インチのノートパソコン画面で、仕事をせざるを得ない。
小さな画面での使い勝手の悪さ、小さな不満が徐々にたまっていく。
画面が小さいと、ウィンドウの切り替えに、毎回手間が発生し、それがチリツモになる。
Windows環境ではウィンドウ切り替えにAlt+tabを使えますが、大きな画面でウィンドウを横に並べて作業する効率は望めません。

結果、早々に13インチ単体を見捨て、大型画面を購入。
接続ケーブルを含め、2万円程度の出費が発生しました。
購入してみて、そのストレスの少なさを再確認、これは「生きたお金」だと感じました。
経費はかかるが購入して改善するか、工夫で乗り越えるか、我慢するのか。

必要であれば何台でも良い

「損失を出したときの苦痛は、利益を出した時の感情より2倍以上」という、プロスペクト理論があります。

人はなぜ「切り捨て」がうまくないのか
人は知らないうちに「心理的認知のワナ」にかかっていることがあります。 正しい選択ができずに本来得られる利益を失うなど、心の動きには要注意です。 プロスペクト理論やサンクコストを理解して、失敗とうまく向き合うというお話です。 プロスペク...

ディスプレイを購入すると、お金が2万円減って、生産性向上や不快感の減少する。
それを天秤にかけたとき、どちらに傾くか。

考えるポイントは、もったいないではなく、どれだけのリターンがあるのか。
それをお金で換算したら、実行しなかったとき、どんな経験ができないか。

いま、自分がオッサンになり、以前より自分を突き放して、見られるようになりました。
若いころは、お金がなかった前提はありますが、お金が減ることに必要以上に敏感だった自分を思い出します。
それが悪いのではなく、収入も少なく、未来予測もたたない状況では、出費を絞るは王道です。
ただ、出すべきところに出さない、出し惜しみをしていた記憶もあります。

ノートパソコンの画面があるので、仕事ができる。
2台目のディスプレイは、補助的なモノで、ゼロ→イチではなく、イチ→複数。
若いころなら、我慢してノートパソコン1台で業務をしていたかもしれません。

ゼロ→イチは大きな差にはなるが、イチ→複数は効果が限られる。
これも一つの視点ですが、複数にして効果が見込めるなら、購入するのがいまの僕の感覚です。

イチだろうが複数だろうが、考えて必要と判断していれば良く、時間をお金で買う感覚も強くなりました。

遊びは最大の目的にもなる

子どもの時は、無限の可能性の中で生きていたのが、中年になると残りの人生を意識し始めます。

学生時代のバイトが典型例ですが、自分の時間を差し出して、お金を得る。
それが、いつからか、快適な時間を過ごすために、お金を使うようになる。

アメリカの映画やドラマで見かける、郊外住宅地の緑の芝生を刈るシーン。
それをご主人がやるのか、近所の若者をバイトとして雇って、お願いするのか。
いまは、どちらも良いと納得して見られます。

自分が芝刈りをしている人はきっとそれを望んでやっている、バイトをお願いする人はその時間を別の楽しみに使う。
どちらも、時間を獲得して、他の何かをしています。

一昔前までは、仕事が偉いという思想が、日本にはありました。
男性は外で仕事をしていれば家庭内は何もしなくても許される。
自宅に仕事を持ち込んだり、休みの日に仕事をするなど、仕事が最重要事項だったとに感じます。
現代は、精神面や健康面含め、長時間残業やパワハラ規制などもあり、また終身雇用ではない情勢、仕事優先発想が主流ではありません。

僕は、自分が社会人になったころは、仕事優先思想でした。
仕事をしている自分がカッコよいと勘違いしていた痛い記憶ですが、いまは肩ひじ張った仕事の仕方は格好悪いと思っています。

僕はいまは仕事はメリハリを持ってキッチリ、遊びを本気でやりたい。
遊んでばかりいる大人を否定する意見もありますが、僕はそれを勲章だと考えています。
なにせ、遊んでばかりで生きていける環境を整えた結果です。

本気で遊ぶ時間をいかに作り出すか。
自分が有意義な時に過ごすとともに、自分の能力を見極め全体幸福に寄与するのは、不快人生経験の成せる技。
傍目にはわがままな人かもしれませんが、僕は歳をとって自分がわがままになった、我慢耐性が減った感覚はあります。

我慢は経験し手放す

子どもには「我慢」は必要だと僕は考えています。

・社会性・社会耐性向上
・モノのありがたみを知る
・限定されたものから生み出す経験
・甘やかされた生育環境では未来が暗い

逆に「我慢」は大人になってからは、極力手放すものだと思っています。
たいていの場合「我慢」は、楽しくない。
それは生きた時間とは逆の状況です。

これは、人生のどこかのタイミングで、ガラッと180度反転するようなものではなく、徐々に我慢する機会を減らし、生きた時間を意識する。
楽しくないときになぜ自分がそう感じているのか、その感じる度合いとともに、原因を分析できるのが大人とするなら。
これを、自分の子どもにどうやって伝えるのか、僕は分かりません。

考える癖づけと、考えるための引き出しは、サポートできますが、多分体得するしかないモノ。
たくさんの経験を自分の中に少しづつ蓄積し、どこかできっかけに出会い、電気が走るようなハラオチ。

若い時、自分が「表層的・表面的」にものを見ていたのが、いまは分かります。
お金持ちになりたい、名声を得たい、もてたい。

他人からの承認欲求も良いですが、それは重要ではない事に気づくと、生きるのが楽になります。

さいごに

以前、10万円を超えるオフィスチェアを買いました。
僕は調べることが好きなので、購入前にオフィスチェアばかりをたくさん取り扱っているショップで、試座してから購入しました。

オフィスチェア1つとっても、専門店があるのはオモシロい。
当然、スタッフの方の知識や、座るためのアドバイスも的確です。
それまで自分が、体に合っていない椅子に座っていた、正しい座り方がどういうものか、知りました。
結果、自分の身体にあった1つを見つけ、いまでも使っています。

いま振り返ってみても、このオフィスチェア購入は良い買い物だったと思っています。
1日8時間、その椅子に座っていると考えても、年間250日営業日として「2,000時間」。
体に合った椅子は健康のためと言いますが、僕には快適な時間を買った感覚が近いです。
肘置きの高さが体に合うだけで、どれだけ心地よいか。

値段ではなく自分にとって気持ち良いものを大切に使う、生きたお金です。