1年の最初の月「1月」。
元旦に始まり、いろいろな年中行事やイベントがあります。
1月は「睦月(むつき)」、お互いに往来して睦まじくするという意味です。
日本の文化・風習・現代イベントのうち、1月に実施されるものをまとめました。
1月の年中行事一覧
日にち | 行事名・イベント名 | 説明 | 食べ物 | 子ども関連 |
1日 | 元日、元旦 | おせち、おとそ、お雑煮 | お年玉 | |
2日 | 初夢 | |||
6日頃 | 小寒 | 暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半 | ||
7日 | 人日の節句(七草) | 七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願う | 七草粥 | |
11日 | 鏡開き | 正月にお供えた鏡餅を雑煮やおしるこで食べる | お雑煮、おしるこ | |
第2月曜日 | 成人の日 | |||
1月中旬 | 大学入試センター試験 | |||
1月中旬 | 芥川賞・直木賞 | |||
15日 | 小正月 | 太陽暦(新暦)が用いられる前の旧暦の正月 | 小豆粥 | |
15日 | どんど焼き | お正月飾りや書き初めなどを火にくべて焼き払う | 書初め | |
20日 | 二十日正月 | 正月飾りを外したり餅を食べつくす正月の祝い納め | ||
21日頃 | 大寒 | 一年で最も寒い時期 |
ピックアップ
初詣
初詣は「新年に初めて神社・寺院にお参りに行く」事です。
一応ですが除夜の鐘は「除夜詣」です。
初詣は「いつからいつまで」という決まりはないようです。
よく「三が日以内なら」や「松の内(関東=1/7、関西=1/15)まで」という話があります。
「三が日以内」が一般的な考えのようです。
初夢
「一富士二鷹三茄子」を初夢に見ると縁起が良いとされています。
由来はいくつかあるのですが、ひとまず現代の定説はこの順番にみると良いとされています。
4番目以降は以下です。
四扇(しおうぎ) 扇の形が末広がりという縁起もの
五煙草(ごたばこ) 煙草の煙が上がるから縁起が良い
六座頭(ろくざとう) 剃髪した盲人が「毛が無い」ことから「怪我が無い」
初宮参り
「初宮参り」は漢字を読むと、赤ちゃんを迎えて最初の元旦と勘違いすることもあります。
「初宮参り」の正式な詣で日は以下です。
・男児=出生後 32日目
・女児=出生後 33日目
・地域によって早い所では7日目
・地域によって遅い所では100日目
そのほかの情報
1月の名称
- 睦月(むつき)
- 年端月(としはづき)
- 太郎月(たろうづき)
1月の誕生花・花言葉
誕生花=スイセン(水仙)
花言葉=高潔・神秘
1月の誕生石 ・石言葉
誕生石=ガーネットト
石言葉=真実、友愛、貞操
まとめ
外国の方と話をしていて、自分より日本文化について詳しいことがあります。
単純に自国文化についての勉強が足りない、というのはちょっと違うのではと思っています。
理由は、自分が外国に行くときも、行き先の国の情報を調べます。
自分がたまたま知ったことについて、その国の人に質問することがあるのではと思っています。
それでもできれば日本文化について、一定以上は回答したいという気持ちもあります。
同様の事として、子どもからの質問もあります。
一例として「何で鏡餅は1月11日に食べるの?」という素朴な疑問が出たとします。
知らないことは普通で、一緒に「何でだろう」と考える姿勢は持ちたいと思っています。