運動不足が招くコロナ脂肪

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ライフハック・節約

コロナウィルス蔓延の後、コロナ太りの言葉ができました。
とはいえ、実際の体重変動を見てみると、言うほど体重増加はしてはいません。
それでも、運動量が減ったのは確かで、食べる量が変わらなければ太るのは必然。
他者目線もうまく利用しつつ、自分の身体をメンテナンスし続けると良いのは、コロナ過とは無関係です。

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コロナ禍で3人に1人が体重増加

タニタが2022年3月に実施したアンケート結果が以下です。
全国15歳~69歳の男女1,000名が回答者です。

コロナ禍で体重が増えた人
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

コロナ太りの言葉ができた通り、体重が増えた人は約1/3、体重が減った人が約10%。
体重が減った人の理由が何なのか難しいですが、若い世代ほど体重が減っている人が多いのは、生活環境変化が大きい世代なのか。
病院関係者がコロナ過対応の激務で痩せるシナリオを思いつきますが、この場合逆に大きなストレスにさらされ過食になるのかもしれません。

コロナ禍で体重が増えた人 増加重量
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

体重が増えた人の中で、何キロ増加したのか。
約半数が「1kg~2kg増えた」で次点の「3kg~4kg増えた」を足すと、83.1%。
元の体重にもよりますが、日本人の平均体重が50kg~60kg台なので、たいていの人は1割未満の増加です。
思ったほど、増加していません。

コロナ禍で体重が減った重量
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

逆に、体重が減った人は、何キロ減ったのか。
半数が「1kg~2kg減った」、次点「3kg~4kg減った」を足すと、79.2%。
体重50kgの人が3~4kg減ると、インパクトがありそうです。

外出機会と運動量は減少

2022年 通勤通学での外出の機会
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

2022年、通勤通学での外出機会の増減情報が上記です。
グラフ左側の「非常に増えた」と「増えた」はほとんど見えない割合です。
対し、グラフ右側の「減った」と「非常に減った」が、全年齢平均30.6%。
約3割に人が、通勤通学での外出の機会が減っています。
年代別に見ると、若い人ほど通学の機会が減っています。

レジャーでの外出の機会
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

今度は レジャーでの外出機会の増減結果です。
グラフ左側の「非常に増えた」と「増えた」は、1つ上の通勤通学グラフ同様、1割未満。
対し、グラフ右側の「減った」と「非常に減った」は、全年齢平均66.5%と約2/3。
年代が上がるほどその割合は高く、レジャー外出機会は激減しています。

スポーツ・運動する量
出典:生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022(タニタ)

最後に、2022年のスポーツ・運動する量の増減情報が上記です。
こちらも、上記2つの外出機会グラフ同様、増えた人より減った人が多い。
全年代平均で「減った」と「非常に減った」が、平均32.6%。

外出しなくなり、運動量が減れば、消費エネルギーは減少です。
その結果、コロナ太りになると説明がつきますが、正直、それほど体重が増えていないので、コロナ太りという言葉が独り歩きしているきらいはあります。

コロナ過に関わらず、ダイエットするならエネルギー摂取量を減らすか、消費量を増やすかのどちらかが基本です。

フィットネスクラブ利用者はコロナ過で減少

身体を動かすにあたり、現代の特に都市部では、環境としてフィットネスクラブは筆頭に上がります。

フィットネスクラブの売上・利用者推移
出典:特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

上記グラフにある通り、2019年のコロナ過蔓延直前までは右肩上がり。
2020年にコロナ過になり、三密を避ける風潮が浸透、利用者が減っています。
2021年の売上は2,450億円、利用者は198万人です。

フィットネスクラブの会員数・事業所数
出典:特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)

このグラフは、フィットネスクラブの会員数・事業所数です。
1つ上のグラフ、フィットネスクラブの売上と流れはほぼ同じですが、2021年のみ違う。
フィットネスクラブ利用者数と売上は、2021年は2020年に比べ増加していましたが、会員数と事業所数は減少しています。
利用者と施設の端境期(はざかいき)のずれが発生しています。
何にせよ、フィットネスクラブの利用者が、コロナ過になって落ち込んでいます。

運動・スポーツ実施率の年次推移
出典:スポーツライフ・データ 2020(公益財団法人 笹川スポーツ財団)

フィットネスクラブに行かなくなり、運動実施率はどうなったのか。
グラフ内補足として、アクティブ・スポーツ人口とは「週2回以上、1回30分以上、運動強度「ややきつい」以上の実施者」です。
上のグラフでは、2020年はスポーツする人がわずかに増えています。

ここまでをまとめると、スポーツする人は微増、体重は少し増加。
外出機会の減少を見越して、身体をメンテナンスする人としない人が分かれ、運動しない人たちが太ったことを指してコロナ太りの言葉ができたも言えそうです。

運動中と運動後の気持ちよさ

身近な感覚として、履いていたズボンがきつくなった。
ウエストのボタンが止まらなくなったのであれば「太ったな」と実感できます。

上記のデータにある通り、約半数が1kg~2kgの増加、3kg~4kgを含めると83.1%。
1~2kgであれば、体重増加に気づかないのではないか。
ですが、現代人の感度は、人鹿子前より上がっています。
少し前に別の文章でも書きましたが、太っちょさんを見かけなくなったという社会情勢があります。
健康診断を含む、他人目線のレベルが上がり、健康志向も日本人の思想の中に普通のこととして組み込まれました。

三角食べはいまは重要ではない
出された料理を、順番に食べていく三角食べ。 一昔前は、よく聞く言葉でしたが、いまはあまり耳にしません。 その理由の1つとして、そこにメリットもデメリットもあるのがいまの一般的な考え方のようです。 食事を楽しく食べる、食べたいものを調整...

いま、お腹が出ているオジサンに対し、恰幅が良い表現は聞きません。
そもそも、恰幅が良いという言葉自体が死語です。

スマートな体系の人の割合が増加し、そうではない人が目立つ。
相互監視というほどではありません、平均値が高い状況だと自分だけ下回って目立つのも避けたい。

僕は、いまフルリモート環境で働いています。
古リモートであれば、少々太ったとしてもほぼ、他人からは分かりませんが、プライベートで人に会う機会は存在します。

実際、同僚とリモートで通話していると、半数以上の人がコロナ太りを口にします。
太った結果、運動を始めた話も頻繁に耳にします。

ある人は朝、子どもを送り出してその後ジムに行ってから自宅で業務を開始する。
ある意味、充実した時間の使い方と感じます。

ある人は、年に1回の健康診断の時に良い数値を出すよう、食生活の見直しや運動を健康診断前に集中的に行う。
健康診断受診後、リバウンドで太るサイクルをどうにかしたいと言っていました。
年に1回の外圧、健康診断の数値が悪いと産業医からすぐに面談が入るのが怖いそうです。

そもそも、現代人は必要以上のエネルギーを摂っているのは間違いなく。
ただ、反面、コロナ過がストレスになっている人にとって、食事は1つのカウンターです。
その食事を節制ばかりに向けて、何のために生きているのか、と思うようになってメンタルを崩すのは悪手。
食べるなら動く、動かないのなら少し入るエネルギーを減らす。

僕はコロナ過が始まってすぐに、少し太りました。
思った以上に通勤のエネルギーが多かったと予測でき、その後、体重を戻すべく昼ご飯を食べた後、体を動かすようになりました。

僕が身体を動かしている最大の動機は、ダイエットではなくメンタルケアです。
これも以前に記載していますが、運動している時に頭と心の整理ができ、心地よい時間です。

夜、寝る前にたいていの人は歯を磨いて床に就きます。
歯磨きしていないと、気持ち悪い。
これに近い感覚で、身体を動かしていないと気持ち悪いと僕は感じるような身体になっています。

僕は子どもと一緒に定期的にプールに行ったり、他に身体を動かしてもいます。
子どもが、僕と同じく体を動かさないと気持ち悪いと思ってくれないか、とこっそり考えています。

さいごに

コロナウィルス蔓延で、人との距離が変わりました。
これまで、気軽に会って話した状況が、集まるならクラスターを考え必要最小限になりました。
その結果、人と合わなくなり、他人の目線を気にしなくなる。
よく芸能人の方が見られる職業と言われるように、他人目線は1つのパワーです。

心理学の、ホーソン効果やピグマリオン効果も近い。
ホーソン効果=他者の期待を感じ、行動の変化を起こす
ピグマリオン効果=教師の期待によって学習者の成績が向上すること

他者目線を意識し過ぎるのは微妙ですが、他者目線をうまく自分を人生に取り入れるのは好手です。