スキー・スノーボード人口は最盛期の1/3

SkipoPopulation スキー・スノーボード
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スキー人口が減少していると言う話はよく聞きます。
実際にゲレンデでも「リフト待ち」という状況に、ほとんど会わなくなりました。
最盛期に比べ、スキー人口はどの程度減少しているのか売上減少情報や閉鎖スキー場情報と共に調べてみました。

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スキー・スノーボード人口は減少のあと最近は横這い


出典:レジャー白書(公益財団法人 日本生産本部)

  • 最高値=1998年の1,800万人(長野オリンピックの年)
  • 2016年=580万人(1998年に比べ約1/3)
  • スキーの方が減少率が高い(スノーボード人口の減少率は低い)

最盛期と2016年を比較すると32%と、1/3弱という数字です
グラフを見ていると、減少が加速したのは、2000年過ぎかということが見て取れます。

あえてグラフにも注記として記載しましたが、日本のスキー最盛期のきっかけは映画『私をスキーに連れてって』だと僕は考えています。

ただ、この先こうしたヒットは生まれにくいとも予想しています。
いまは、誰もが同じで良かった昭和時代ではなく、個の楽しみが細分化された現代。
仮にヒットが生まれたとしても、忘れさられるのもあっという間という時代です。

 

<<2018/09/21 追記>>


出典:平成29-30スキー・スケート場の利用者統計調査結果(長野県観光関連統計)

長野県限定ですが、近年までのスキー人口情報が上記です。
ここ数年はほぼ横ばい、わずかに微減という結果です。

訪日外国人のスキー・スノーボード実施意向

訪日外国人の国別スキー・スノーボード実施意向が以下です。

訪日外国人のスキー・スノーボード実施意向
出典:スノーリゾート地域の活性化に向けて(観光庁)

オーストラリアがトップで、アジア地区が続いています。
さほど時差がない国が日本、というのが彼らにとって一つのメリットだそうです。
あとは日本は雪質が良い、という話も聞きます。

実際に北海道や長野県のスキー場では、外国の方を良く見かけます。
また店や看板も英語や中国語をみかけます。

余談ですが、印象に残っているニュースとして、数年前、日本の中で一番地価上昇が高かったのが北海道の倶知安。
ニセコスキー場のふもとで、外国資本による投資が激しかったことが原因です。

さらに横道にそれますが、ニセコのスキー場でニュージーランド人に聞いた話です。
「なぜニセコに来たの?」という質問に対し、上記の「雪質が良い」や「時差が少ない」という回答。
そして印象的だったのが「リフト料金が自国の半額だもん」と言うこと。
まさしく、日本経済の停滞を象徴するお話です。

 

<<2018/09/21 追記>>

出典:日本最大のスノーリゾートHAKUBA VALLEY、2017-18シーズン訪日外国人スキー来場延べ客数が対前年約10万人増(約145%)、過去最高の33万人超え (PR TIMES)

HAKUBA VALLEYという営する索道事業者発表情報が上記です。
この事業者は長野県大町市・白馬村・小谷村の10スキー場が加盟する日本最大のスノーリゾート組織とのこと。

HAKUBA VALLEYに訪れた外国人スキー客数が増加し続けている、という情報です。
コレも周知のとおりで、訪日外国人増加というデータです。
全体参加者が横這いから微減、訪日外国人が増加、日本人参加者は減少ということです。

スキー・スノーボード市場は減少し続けている

スキー・スノーボードの売上推移のグラフが下記です。


出典:スノーリゾート地域の活性化に向けて(観光庁)

  • 最高値=1991年の4,292億円
  • 2012年=1,124億円
  • 減少タイミングが人口減少タイミングより早い
  • スキー・スノーボード人口と同様スキーの売上減少率の方が大きい

こちらも最盛期と2012年を比較してみると26%、最盛期の1/4。
スキー・スノーボード人口よりも少なくなっています。

東京・神田はスキー・スノーボード用品のお店がたくさん並んでいます。
ですが以前はこの周辺、もっと店がありました。
いま、この界隈はスキー・スノーボードショップとは別業種の店舗が入っていることが多いです。

 

<<2018/09/21 追記>>


出典:レジャー白書(公益財団法人日本生産性本部)

スキースノーボードの市場推移の最新版が上記です。
スキースノーボード人口は微減でしたが、市場はあきらかに減少。
関連商品が、以前に比べ売れない時代です。

スキー場運営者側の対策

全国区で若者にスキーを経験してもらおうとしている取り組みが以下。
正直、全国横断でやっていることに、危機感の高さを感じました。

外部サイト:雪マジ!19~SNOW MAGIC~
・19歳限定でリフト券が無料
・全国190以上のゲレンデが対象

外部サイト:雪マジ!20~SNOW MAGIC~
・20歳限定でリフト券が最大半額
・全国70以上のゲレンデが対象

 

目指す一つの参考として、フランスのシャモニー・モンブランは好例でしょう。
シャモニー・モンブランでは、夏と冬とも約200万人、同数の観光客が訪れるとのこと。

夏(グリーンシーズン)は、グリーンシーズン向けの魅力的なアクティビティを提供。
・登山
・ハイキング
・自転車
・ラフティング
・パラグライダー
・登山鉄道ロープウェイ、
・マルシェ(朝市)

当たり前ですが、スキーは冬季のみですので、そのほかの季節も安定的に観光客が訪れることは、その地域に多大なメリットがあります。

スノーリゾート復活案として少子化対策と結びつける

スキー・スノーボードに行くとなると、短くても丸1日、1泊以上の泊りも一般的です。
スキー場までの距離を考えると、せっかく遠方まで来たので宿泊という考えは理にかなっています。

また、ゲレンデマジックもあります。
スキー場で見る異性は、通常比で数十パーセント魅力的に見える、というアレです。
帽子をかぶり、ゴーグルをすると、顔面はほぼ隠れる。
スキー場で楽しんでいるという高揚感もあり、異性がより魅力的に見える。

以前のゲレンデは若者が大半でした。
スキーに行ったことがきっかけでカップルとなり、その中の一定数が結婚する。
スキー・スノーボードには、そうした一面がありました。

強引ですが、スキー・スノーボードでカップルを作るアクティビティと捉える。
それを少子化対策として助成金を出す、という案です。
若者の既婚未婚判定が難しいので、一定の年齢の人は全員リフト券半額にするなどが現実的な方法でしょうか。

スキー旅行にはイロイロな場面があるので、相手の人間性を垣間見ることもできます。
スキー・スノーボード中はもちろん、行き帰りの移動中、宿泊の場合は宿や周辺施設での夜遊びなど。
直接的な表現をするなら「相手を見極める材料がたくさんある」という状況。
思いつきアイデアですが、スキーという非日常を活用すると言う事です。

では相手見極め判断に、スキー・スノーボード以外では考えられないか。
音楽フェスなどが、近いかもしれません。
フジロックフェスティバルなど、複数日開催されます。
弱点は、開催日数と場所が、スキーに比べ限られることでしょうか。

都心でのバーベキューなどでも、似た状況になるかもしれません。
スキーにくらべ、拘束(?)時間が短いので、やや相手判断材料が少なくりそうです。
それでもお酒を飲んで、相手との距離を縮めやすいというはメリットでしょうか。

閉鎖スキー場一覧

全部の調査は難しいので、wikiで閉鎖・廃止となっているスキー場一覧が以下です。

スキー場名都道府県閉鎖年
札幌スキー場北海道廃止
厚田村スキー場北海道2008年廃止
荒井山スキー場北海道2006年廃止
恵庭市民スキー場北海道2018年は営業中止
浜益村民スキー場北海道2008年廃止
真駒内スキー場北海道2005年廃止
上砂川岳国際スキー場北海道2007年休業
月形町営スキー場北海道2006年廃止
深川スキー場北海道2007年廃止
古平家族旅行村スキー場北海道2010年休業
横津岳国際スキー場北海道2006年休止
嵐山市民スキー場北海道2006年廃止
剣淵町びばからすスキー場北海道2007年廃止
白金スキーハイランドパークヒルバレー北海道2012年休業
神居岩スキー場北海道廃止
天北スキー場北海道2005年廃止
稚内市公園スキー場北海道2006年廃止
津別スキー場北海道2007年廃止
北大雪スキー場北海道2009年休止
日勝スキー場北海道2005年廃止
ビラオスキー場北海道2008年廃止
羅臼町民スキー場北海道2008年廃止
鯵ヶ沢大高山スキー場青森県廃止
板ノ沢スキー場青森県2012年廃止
今別スキー場青森県休止
石市青少年の森スキー場青森県2011年廃止
階上町野沢スキー場青森県廃止
盛岡ハイランドスキー場岩手県閉鎖
早坂高原スノーランド岩手県休業
国設八幡平スキー場岩手県廃止
西仙台ハイランドスキー場宮城県廃止
定義スキー場宮城県廃止
鳴子スキー場宮城県2002年廃止
八森スキー場宮城県2009年廃止
大湯温泉スキー場秋田県2001年廃止
神岡スキー場秋田県廃止
休暇村・乳頭スキー場秋田県廃止
スノーワールドタザワ秋田県廃止
田沢湖高原アッスルスキー場秋田県営業休止中
千畑スキー場秋田県2007年廃止
五城目町営恋地スキー場秋田県2006年休止
真山スキー場秋田県廃止
保呂羽山スキー場秋田県廃止
森吉スキー場秋田県2007年廃止
湯沢市湯沢スキー場秋田県2017年廃止
湯沢市秋ノ宮スキー場秋田県2008年休止
栗子国際スキー場山形県休止
里山スキー場山形県廃止
スノーパーク面白山山形県休止
会津坂下町営スキー場福島県廃止
会津東山おおすごスキー場福島県廃止
柳津温泉スキー場福島県2001年廃止
あづまスキー場福島県2012年廃止
白河高原スキー場福島県2000年廃止
鶏頂山スキー場栃木県2000年廃止
メイプルヒルスキーリゾート栃木県2000年廃止
日光菖蒲ヶ浜スキー場栃木県2006年廃止
日光霧降高原スキー場栃木県2004年廃止
前黒山スキー場栃木県廃止
鬼怒高原スキー場栃木県廃止
茶ノ木平スキー場栃木県廃止
サエラスキーリゾート尾瀬群馬県2014年閉鎖
武尊牧場スキー場群馬県2017年廃止
武尊オリンピアスキー場群馬県2001年閉鎖
表万座スノーパーク群馬県2012年営業休止
国民休暇村鹿沢スキー場群馬県1996年廃止
草津音楽の森スキー場群馬県1999年閉鎖
草津シズカ山スキー場群馬県2000年から休業
奥武蔵スキー場埼玉県現在は閉鎖
ららぽーとスキードームSSAWS千葉県2002年閉鎖
スキーイングイン津田沼千葉県2002年閉鎖
箱根ピクニックガーデン・スノーボードパーク神奈川県2005年廃止
乙女高原スキー場山梨県2000年廃止
ごりん高原スキー場長野県2007年廃止
笠岳スキー場長野県廃止
前山スキー場長野県廃止
聖山パノラマスキー場長野県2010年廃止
斑尾高原豊田スキー場長野県休止中
かんばやしスキー&スノーボードパーク長野県2007年1月5日 閉鎖
御岳ロープウェイスキー場長野県2009/2010シーズン営業終了
姫木平スキー場長野県1998年廃止
木曽駒高原スキー場長野県2004/2005シーズン営業終了
蓼科アソシエイツスキー場長野県1996/1997シーズン営業終了
入笠山スキー場長野県廃止
和田峠スキー場:長野県1998年営業休止
大町スキー場長野県2008年廃止
白馬ハイランドスノーパーク長野県休止
白馬みねかたスキー場長野県休止
やなばパラレルスキー場長野県廃止
小国スキー場新潟県営業休止中
角万寺スキー場新潟県営業休止中
鵜川スキー場新潟県営業休止中
浦佐スキー場新潟県休止:事業会社破産
越後アクシオムスキー場新潟県経営破綻により廃業
小栗山スキー場新潟県廃止
小千谷スキー場新潟県営業休止中
小千谷山本山高原スキー場新潟県廃業
加山キャプテンコーストスキー場新潟県廃止
川口スキー場新潟県営業休止中
城平スキー場新潟県営業休止中
白坂高原スキー場新潟県廃業
スポーツコム浦佐国際スキー場新潟県営業休止中
千の坂スキー場新潟県廃止
町営二居スキー場新潟県廃止
土樽スキー場新潟県廃止
長岡カントリークラブスキー場新潟県営業休止中
中峯スキー場 (魚沼市)新潟県廃止
ファースト石打スキー場新潟県廃止
三国スキー場新潟県廃止
六日町坂戸スキー場新潟県廃止
焼山温泉スキー場新潟県営業休止中
悠久山スキー場新潟県廃止
湯沢ファミリースキー場新潟県廃止
アパリゾート妙高パインバレー新潟県営業休止中
あらい船岡山スキー場新潟県営業休止中
燕温泉スキー場新潟県営業休止中
宝生スキー場新潟県廃止
妙高坪岳スキー場新潟県営業休止中
妙高パノラマパークスキー場新潟県営業休止中
妙高松ヶ峰スキー場新潟県営業休止中
山之坊スキー場新潟県廃止
吉川六角山スキー場新潟県営業休止中
赤谷スキー場新潟県営業休止中
芦沢高原スキー場新潟県営業休止中
鹿瀬スキー場新潟県営業休止中
加茂猿毛岳スキー場新潟県営業休止中
清川高原スキー場新潟県営業休止中
五頭高原スキー場新潟県営業休止中
下田八木スキー場新潟県営業休止中
中条町民スキー場新潟県営業休止中
安田町民スキー場新潟県営業休止中
弥彦山頂スキー場新潟県営業休止中
弥彦山麓スキー場新潟県営業休止中
大谷温泉スキー場富山県閉鎖
滑川市千鳥スキー場富山県閉鎖
芦峅寺スキー場富山県2004年閉鎖
猿倉山スキー場富山県2010年閉鎖
オム・サンタの森スキー場富山県閉鎖
閑乗寺スキー場富山県閉鎖
スノーバレー利賀富山県閉鎖
利賀スキー場富山県閉鎖
獅子吼高原スキー場石川県2015年営業休止中
卯辰山スキー場石川県閉鎖
鳥越大日スポーツランド石川県2012年運営終了
白山瀬女高原スキー場石川県2012年運営終了
白山中宮温泉スキー場石川県2008年営業休止中
黒川温泉スキー場石川県閉鎖
勝原スキー場福井県2008/2009シーズン営業休止
敦賀国際スキー場福井県閉鎖
森山高原スキー場福井県閉鎖
御殿場市営スキー場静岡県閉鎖
つま恋スノーパーク静岡県閉鎖
一色国際スキー場岐阜県2007/2008シーズン閉鎖
春日長者平スキー場岐阜県2007/2008シーズン閉鎖
新穂高ロープウェイスキー場岐阜県2003年3月30日閉鎖
白木ヶ峰スキー場岐阜県2009/2010シーズン閉鎖
濁河温泉スキー場岐阜県2009/2010シーズン閉鎖
原山市民スキー場岐阜県2007/2008シーズン閉鎖
ひだ乗鞍ペンタピアスノーワールド岐阜県2004/2005シーズン閉鎖
遊らんど坂内岐阜県2009/2010シーズン閉鎖
比良山スキー場滋賀県2004年3月31日閉鎖
ピステジャポン伊吹スキー場滋賀県2010年閉鎖
ベルク余呉スキー場滋賀県2010年閉鎖
大江山スキー場京都府2016年閉鎖
愛宕山スキー場京都府1944年閉鎖
比叡山人工スキー場京都府2002年閉鎖
夜久野ヶ原スキー場京都府閉鎖
ゲンゼスキー場京都府閉鎖
葛畑スキー場兵庫県閉鎖
ささの尾ゲレンデ兵庫県閉鎖
アルペンローズスキー場兵庫県2001年シーズン閉鎖
大岡山キッズパーク兵庫県2005年シーズン閉鎖
神鍋ファミリースキー場兵庫県閉鎖
北神鍋スキー場兵庫県閉鎖
蘇武口スキー場兵庫県閉鎖
名色スキー場兵庫県2009年シーズン閉鎖
山宮スキー場兵庫県閉鎖
新戸倉スキー場兵庫県2009年シーズン休業
芸北文化ランド広島県スキー場は廃止
ドルフィンバレイ広島県2007年閉鎖
アクロス重信愛媛県2012年閉館
サレガランドプラーナ愛媛県2010年リフト廃止届
美川スキー場愛媛県2010年営業休止
剣山スキー場徳島県廃止
神山スキーランド徳島県廃止
吾川スキー場高知県廃止
柚ノ木スキー場高知県廃止
別府スキー場高知県廃止
ビッグエア福岡福岡県2009年7月休止
阿蘇山人工スキー場熊本県2003年閉鎖
ETOランド速日の峰宮崎県2013年10月廃止

出典:日本のスキー場一覧(wiki)

  • 中部以西のほうが閉鎖スキー場が多い
  • 2000年~2010年頃の閉鎖が多い

ココに記載したスキー場の数は「191」。
過去にスキー場に通ったことがある人なら、知っている名前があると思います。

バブル経済破裂を乗り越え何とか継続していたが、回復しないスキー人口と経済停滞。
断腸の思いで閉鎖、という勝手な想像をしてしまいました。

そんななか明るいニュースもあるようです。
兵庫県で2017年に新たなスキー場がオープンしたようです。
「峰山高原リゾート ホワイトピーク」
ターゲットは訪日外国人との事。

スノーアクティビティは一つの世界

雪山は非日常で、雪は音を吸収します。
音がしない雪山に一人でいると、不思議な気持ちになります。
それとともに雪山は危険なところである、と言う認識も重要だと思っています。

いまのスキー場に行くと一昔前に比べ、人が少なく快適です。
同時に「やっていけるのか」という心配もいつもしてしまいます。

外国人にメジャーとなったスキー場のゴンドラ内は、外国人が半数以上が当たり前の時代。
ゴンドラ内の会話が英語や中国語、タイ語など、非日本語だらけです。
日本人は比較的言葉が少ないということも、日本ではない場所に来たような錯覚を覚えます。

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