7つの頂点・7大陸最高峰・7サミッツ

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everest 登山・トレッキング

7大陸最高峰をセブンサミッツと言います。
登山者の一つの目標点であり、実現難易度も相当高い冒険です。
7つの最高峰と入山料、各種の記録を調べてみました。

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セブンサミッツとは

7大陸最高峰のこと。
各大陸の一番高い山。
具体的には以下の7つです。

山岳名 大陸 標高 所在地
エベレスト アジア大陸 8,848m ネパール・中国
アコンカグア 南アメリカ大陸 6,959m アルゼンチン
マッキンリー 北アメリカ大陸 6,194m 米国
キリマンジャロ アフリカ大陸 5,895m タンザニア
エルブルス山 ヨーロッパ大陸 5,642m ロシア連邦
ヴィンソン・マシフ 南極大陸 4,892m 南極半島付近
コジオスコ オーストラリア大陸 2,228m オーストラリア

エベレストは世界最高峰なので知名度は圧倒的。

近年、エベレストのオーバーユース(過剰利用)が話題になっています。
たくさんの登山者が押し寄せて、ごみ問題などが発生。
登山ギアの進化や、サポート体制の安定化で、登山難易度がわずかに下がった弊害かもしれません。

それ以外の山も、最近の人気テレビ番組で紹介されているのでご存知の方も増えているようです。
各大陸の最高峰ということで、オーストラリアもコジオスコという2000m強の最高峰があります。

 

それぞれの山に入るためには費用が必要な山もあります。
登頂したら払うのではなく、入山時に支払うものです。
いろいろ調べてみたのですが、情報があいまいなものもあります。

山岳名 入山料
エベレスト(ネパール側) $25,000
エベレスト(中国側) $7,000
アコンカグア $300
マッキンリー $210
キリマンジャロ $70
エルブルス山 無料
ヴィンソン・マシフ 無料
コジオスコ $16

 

これを見ると圧倒的に高いのがエベレスト・ネパール側の約250万円。

エベレストに登ろうと思うとこれ以外に数倍の費用がかかることもあるそうです。

  • シェルパを雇う費用
  • ベースキャンプまでの交通や運搬
  • ベースキャンプ運営
  • 通訳
  • 保険

 

7大陸登頂の記録

  • 世界初
    年 =1985年
    名前=ディック・バス
    国 =米国
  • 最短記録
    期間=136日
    年 =2008年
    名前=ヘンリック・クリスチャンセン
    国 =デンマーク
  • 最高齢
    不明
  • 最年少
    年齢=15歳
    年 =2011年
    名前=ジョーダン・ロメロ
    国 =米国
  • 日本人最年少
    年齢=19歳
    年 =2016年
    名前=南谷真鈴
    国 =日本
  • 女性初
    年 =1992年
    名前=田部井淳子
    国 =日本
  • 女性最年少
    年齢=18歳
    年 =2007年
    名前=サマンサ・ラーソン
    国 =米国

三浦雄一郎さんが80歳でエベレストの史上最高齢の登頂されました。
65歳のときに肥満で余命3年と医師から宣告を受け、肉体改造して登頂成功。
各記録保持者もすごいですが、三浦さんの意思力も相当。

 

自分の足で地球の一番高い場所へ

現在の一般人のエベレスト登頂では「酸素ボンベ」の持っての挑戦が一般的。
それでも酸素量は地上の10%未満。
自分の足で地球の最高峰に立つ、という達成感は・・・と想像してしまいます。
僕自身は7大陸最高峰は1つも登ったことはありませんが、気になる存在です。

 

2018年1月にAFP通信発表によると、エベレスト入山規制が発表されました、
ネパール側から入山するエベレストを含む国内の山について、単独で登ることを禁じる規制。

賛否あると思いますが、個人的には賛成です。
エベレスト上部に残されている死者の写真を見ると、何とも言えない気持ちになります。

 

世界には知らない場所・冒険がたくさんあります。
死ぬまでにどれだけの思い出を作れるのか。
冒険だけをしていられる身分ではないので、日ごろは勤労。
いつになっても自分の足で歩けるよう、ボチボチと身体の調整です。

 

7大陸最高峰の一番意外、と思われるところに南極があります。
南極に山?と思われる方もいるかもしれませんが、ヴィンソン・マシフは堂々の約5,000m。

一般人でもガイドツアーで行くことができます。
知り合いのガイドから聞いたのですが、やはり南極。
他の山も登る時期は限られていますが、南極ではブリザードでしばらく足止め・・・。
まさにイメージどおりです。