富士山噴火の可能性?登山情報とともに

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fuji 登山・トレッキング

東海道新幹線の窓から眺める富士山、新旧東名自動車道から見える富士山。
何度見ても心にグッときます。
その美しい姿の全体が見えたとき、言葉にできない何かがあると思っています。
その富士山の山の形が噴火で変わってしまう可能性がある、という予測があります。
富士山登山情報も含め、噴火の歴史を見てみました。

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富士山噴火の可能性と歴史


広く知られている通り富士山は「活火山」
国立火山研究所予測では「今度の富士山の噴火で現在の円錐形が崩れ、山形が変化してしまう可能性がある」と発表しています。
現在の富士山の形は約1万年前から成長を続け、現在の美しい円錐形。
その形が崩れると共に、現在の日本最高地点3,776メートルが低くなります。

過去の富士山の噴火の歴史が以下。

延歴の噴火800~802年
貞観大噴火864~866年
噴火937年
噴火999年
噴火1015年
噴火1033年
噴火1083年
噴火1435年
噴火1511年
噴火1704年
宝永大噴火1707年

 

3回の大噴火を含め、確かに1,000年で11回噴火記録があります。
ペースとしては100年に1回、一番間隔が長いのが1083年から次の噴火の間で352年。

意味はありませんが、最後の宝永大噴火から352年を足すと、2059年。
現在が2017年なので2059年まであと42年。
最後の宝永大噴火から300年以上噴火がないことは事実で、近年、噴火予兆的なものも観測されているそうです。

 

富士山の意外な事実


北海道の「利尻富士」を代表されるように、よく○○富士という名前を聞きます。
それくらい富士山は代名詞かつ名誉なことなのかもしれませんが、そんな富士山には意外な事実が多数あります。

  • 8合目以上は浅間神社(浅間大社)の私有地
  • 私有地の広さは385万平方キロ(東京ドーム 82.3個)
  • 浅間大社は約1,300ある浅間神社の総本宮
  • 浅間大社は富士山をご神体としている神社
  • 8合目以上は静岡県でも山梨県でもない(県境がない)
  • 標高は2017年調査で3,776メートル、過去は3,778メートルだった
  • 10万年ほど前には「古富士火山」と呼ばれ「古富士火山」と「箱根火山」の2つの山
  • 「古富士火山」はおよそ1万年前に現在の「富士火山(新富士火山)」として成長開始

「霊峰富士」という言葉通りととるべきか分かりませんが、特殊な点がたくさんあります。

 

富士山の登山ルート


富士山には大きく4つの登山ルートがあります。
それぞれの登山ルートごとの登山者数推移が以下。

夏期の富士山登山者数
出典:平成28年夏期の富士山登山者数について(関東地方環境事務所)

 

登山者数のピークは2010年の320,975人、次いで2012年の318,565人。
それ以降は下がっています。
近年は登山ブームだと思っていたのですが、2012年以降、登山者数は減少傾向のようです。

2014年に御嶽山噴火という痛ましい自然災害がありました。
それも登山者数減少要因の一つかもしれません。

 

人気ルートは圧倒的に「吉田ルート」。北側からの挑戦です。

太平洋側からの挑戦「富士宮ルート」が次点です。

 

以下、登山ルート別にいくつかの情報をまとめました。
登山をお考えの方は、一つの指針になるかと思います。

登山口標高山頂標高標高差歩行距離(往復)剣が峰まで混雑
吉田ルート2,305m3,706m1,401m15km遠い×
須走ルート2,000m3,706m1,706m14km遠い
御殿場ルート1,440m3,712m2,272m19km近い
富士宮ルート2,400m3,712m1,312m10km近い

 

僕の周りの富士山登山経験者の方に伺うと、意外と登山経験が浅い・ない人ほど「剣が峰」へ行っていないと感じています。
「剣が峰」とは富士山の最高到達点、3,776メートル地点。
これは4大登山ルートのゴール地点とは別の場所にあります。
4大登山ルートのゴール地点から、近いところで30分、遠いところで約1時間かかります。

また富士山頂上を1週廻る事を「お鉢めぐり」といい、一つのルートと捉える方もいます。
「お鉢めぐり」の所要時間は1.5時間~2時間、たしかにルートと言えるくらいの距離です。

実際、富士山は技術的難易度は低い山ですが、4大登山ルート登頂時には相当疲れます。
4大登山ルート頂点までいけたのであれば、せっかくの機会、最高到達点に行けるとさらに嬉しい経験になると思います。

余談ですが、知り合いで強烈な富士山登山「ゼロピークの挑戦」という話を聞きました。
その方は海抜ゼロメートルから山頂までを、何度も実行しているとの事。
海抜ゼロメートルは相模湾・・・。
富士山マラソンもスゴイですが、イロイロあるのだなぁと思いました。

 

装備はしっかりが基本・登山ギア/グッズ


富士山は技術的難易度の低い山ですが、それでも装備は重要です。
以下は一つの参考ですが、登山時に必要な道具を重要度と共に考えてみました。

品名重要度コメント
登山靴★★★★★ハイカットが理想、足首が安定する
ザックとザックカバー★★★★★自分の体のサイズにあった30~40リットル程度
ヘッドランプ★★★★★山小屋泊なら必須ですが、日帰りもで緊急時に必要
雨具★★★★★防水透湿性素材がよい
帽子★★★★★さえぎる物がないので必要
手袋★★★★★滑り止め付き軍手でOK
着替え★★★★★氷点下になることもあるので防寒対策も必要
飲料水★★★★★2リットル。ストロー上のハイドレーションが便利
行動食★★★★★高カロリーのものがかざばらなくて良い
地図★★★★★分岐点はすくないですがやはり必要
日焼け止め★★★★★さえぎる物がないので必要
ティッシュペーパー★★★★★トイレットペーパーが便利
ビニール袋★★★★袋は数枚、ジップロック系も便利
トレッキングポール★★★★不要という人もいるが、疲労対策にも安定にもなる
小銭★★★★富士山ではトイレ利用時に任意募金
薬類・テーピング★★★自分の常備薬と鎮痛剤、ばんそうこうなど
サングラス★★★さえぎる物がないので必要

 

良い装備は疲労軽減、ゴール到着の可能性を高めます。
またケガや高山病対策としても良いです。

高山病は酸欠状態、2400メートル以上の山で発生すると言われています。
その症状は以下、無理をすると死に至る可能性のある危険な症状です。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 眠気・あくび
  • めまい

高山病の症状が出たら、下山するというのも勇気ある行動だと思います。

 

自分の足でたどり着ける日本最高地点


仮に富士山が噴火して山の形が変わり標高が下がったとしたら、人の足でたどり着ける最高到達点が下がるということになります。
一度は富士山に登りたいと思っている方は早めに挑戦するのも良いかもしれません。

挑戦の一つとして「富士山大滑降」があります。
冬に富士山の山頂からスキー・スノーボードで滑り降りること。
冬季なので天候も不安定ですし、広い場所では自分がどちらを向いているか分からなくなることもあります。
スピード感もつかみにくく、とても危険な挑戦です。

僕は富士山には3回登頂、剣が峰も到達しています。
3回とも、とても苦しかったです。
そんな中、都会で使っているスニーカーや、ビジネス用の革靴で登っている人を見ました。
こちらは装備もそれなりに整えているのに・・・。

ではでは

◆今回のまとめ◆

富士山は噴火する可能性がある
噴火すると山の形が変わるかも
富士山に登山するな準備をしっかりと