【絵本】ミリオンぶっく・2018年は3冊追加

100万冊以上売れた絵本をあつめた『ミリオンぶっく』。
毎年、無料の小冊子が、一部の本屋で配られています。
2018年は2017年に比べ、3冊追加。
その他の全ミリオンブックもあわせて記載しています。

ミリオンぶっくとは

『ミリオンぶっく 2017』は全国書店ネットワークe-hon、が2006年より発行している無料冊子。
ここには0歳～5歳までのベストセラー（100万冊以上売れた本）が掲載されています。
Webサイトでも見ることができますが、小冊子が全国約1,500軒の書店で配布されています。

外部サイト：ミリオンブック（全国書店ネットワークe-hon）

子どもに絵本を読み聞かせしたことがある方は、かなり知っているものが多いはずです。
そして、自分が子供時分に読んだものも、かなり入っています。
いわゆる絵本の「古典」。
原作が外国のものもいくつか含まれています。

2018年に追加された3冊

ぴょーん

ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))

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まつおか たつひで ポプラ社 2000-06-01

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▼あらすじ

さまざまな生き物や人間が、大きく跳ぶシーンの絵本。
前のページで静止している状態から、次のページでジャンプ。
時に飛べない「何か」もいます。
シンプルな内容ですが、躍動感あふれる。
特に小さい子どもが喜びます。

▼感想

字がほぼなく、動きの絵本。
よって赤ちゃんにも向いている気がします。
ファースト絵本に選ばれる1冊でもあります。
シンプルだから、子どもが大喜びするのか。
サイズが小さめなので、外出用にも使えます。

どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)

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サム マクブラットニィ 評論社 1995-10-01

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▼あらすじ

小さなウサギさんと大きなウサギさんが、お互いをどんなに好きか伝え合う物語。
小さなウサギさんが大きなウサギさんに「どんなに好きか当ててごらん」という。
大きなうさぎさんは「わからないよ」と答える。
その後、お互いがどんなに好きなのか、手を広げたりぶら下がったりで表現。
相手への愛情表現をストレートに描いた絵本。

▼感想

2匹のウサギさんの関係性は、描かれてません。
多分、親子でもあり、周りに人でもあり。
一番伝えたいことは、相手に思いを伝えること。
うまく伝わらないということも、表現されていると思います。
原作者はイギリス・北アイルランド地方出身。
彼の地の厳しい自然環境も、影響しているのでしょうか。

バムとケロのおかいもの

小型絵本 バムとケロのおかいもの

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島田 ゆか 文溪堂 2010-03-01

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▼あらすじ

バムとケロが市場でお買い物する物語。
いつは朝寝坊のケロちゃんが早起きする日、それは月に1度の市場に行く日。
友達のあひるさんと一緒に車に乗って市場へ到着。
生地屋さんや八百屋さん、不思議な動物のお店でお買い物。
途中でご飯も食べます。
お買い物の楽しさを表現した1冊。

▼感想

画面全体が鮮やかな色合いの楽しい絵本。
お買い物前のドキドキ感から、途中の高揚感、後のお疲れ感。
文字数はそれなりにあるので、内容を理解するには3歳以降くらいでしょうか。
それ以前の月例でも、絵が楽しそうなので十分魅力はあります。
お買い物とは、というイメージを知るにも良い1冊です。

2018年時点でのミリオンブック一覧

0歳～4歳のTop10（2017年）

絵本ベストセラーTop10 2017年版【0歳編】

全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳～5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは112...

rutenzanmai.com

2017.10.30

絵本ベストセラーTop10 2017年版【1歳編】

全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳～5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは112...

rutenzanmai.com

2017.10.31

絵本ベストセラーTop10 2017年版【2歳編】

全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳～5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは112...

rutenzanmai.com

2017.11.01

絵本ベストセラーTop10 2017年版【3歳編】

全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳～5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは112...

rutenzanmai.com

2017.11.02

絵本ベストセラーTop10 2017年版【4歳編】

全国書店ネットワークが2006年より発行している『ミリオンぶっく』というものがあります。 ここには0歳～5歳までのベストセラー(100万冊以上)売れた本が記載されています。 2017年版『ミリオンぶっく』でベストセラーになっているのは112...

rutenzanmai.com

2017.11.06

さいごに

2018年に追加された3冊のうちの1冊の『ぴょーん』。
個人的に思い入れ、というか実体験がある本です。

ある時期、うちの子供と僕の奥様がよく通っていた児童館でのこと。
児童館の先生から、絵本をめくりながら「動き」をつける方法を教えてもらいました。

か・え・る・がーーー、ぴょーーーーーーん。
この「ぴょーーーーーーん」のタイミングで、子どもを持ち上げ、高い高いをする。
そうすると、子どもが大喜び。

その結果、家でも僕のところに本を持ってきて「コレ、読む！」と差し出す。
僕は本を受け取って、子どもを僕の前に半座りにさせ、本を開く。
本を読みながらタイミング良く、ぴょーん（高い高い）を繰り返す。
子どもは楽しいので最後ページまでいっても「もっかい（もう1回）」とせがむ。

・・・エンドレス高い高い。
やがて僕の腕が上がらなくなる。
どこかで「もうコレ、最後ね」と子どもに言う。

子育てをしていて、あるとき気づきました。
子育ては「筋トレ」要素がかなりあります。