中高生男子の痩せに対する今昔

育児・子供観察
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少し前の記事で肥満の子どもは減少傾向、ということを書きました。
今回はその痩せ(痩身)についてです。
個人的には今も昔も痩身の子どもの割合に変化はない、と思っています。
今の子どもは、痩せているのでしょうか。

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親戚の子どもの発言に時代を感じる

最近、ある親戚のお宅へお邪魔したときのこと。
そのご家庭には、高校生と中学生の男兄弟がいます。

2人とも部活と地域のチームでサッカーをやっています。
よって体のラインは痩せていて、色黒です。
夏場など、本当に焦げています。

彼らは小学校時代はお腹がでている時期もありました。
その話をしたら、服をめくり上げておなかを出して、いまは痩せているアピールをします。
実際、いまは贅肉はほぼゼロ状態です。

そんな彼らと夕食を食べていたときのこと。
ご飯、おかず、野菜、汁物。
そんな中でも揚げ物や肉は、やはりこの年代は大好物。
いつもどおり、運動会状態でむさぼっていました。

その後、デザートのプリン。
そして任意で生クリームをかけるというシチュエーション。
その兄弟ももちろん、生クリームを嬉しそうに食べていました。

ただ食べているときに彼らが発した言葉が印象的でした。
今日これだけカロリーを取ったから、明日は食事を減らして10kmは走らないと

 

僕の子ども時代

僕も子ども時代、体を動かすことが好きで、いつも動き回っていました。
そしていつも腹ペコだった記憶があります。
一応ですが、食べ物に不自由していたわけではありません。

ただ、カロリーを気にしたことはほぼありませんでした。
太るのは嫌だなぁ、くらいの認識はありましたが、カロリーという概念を持っていなかった。
また、食べ過ぎたので次の日に調整する、ということもナシ。

これが女性だったら、今も昔も変わりません。
年頃の女性は自分のラインは相当気になるでしょう。
よって女性は、食べ過ぎない注意を今も昔もしていたと思っています。

今回は男の子、それも運動真っ盛り。
そんな彼ラバ「食べ過ぎ」「カロリー」「ダイエット」を意識しています。

この辺は僕の子どもの頃と違うなぁ、と心の中で思っていました。
実際のところ、子どもの痩身(痩せ)推移はどうなのでしょうか。

 

子どもの痩身推移

出典:年齢別 痩身傾向児の出現率の推移(昭和52年度~平成29年度) (総務省統計局)

 

子どもの痩身推移が上記です。
保育園/幼稚園・小学生・中学生の最高年齢の3つです。

  • 1977年は痩身率が最低
  • 2000年台前半がグラフ上最高
  • 2006年の下落は計算方式が変更になったため
  • 11歳と14歳は山形になっている
  • 5歳はほぼ横ばい
  • 3区分では11歳(小学生)が一番痩身率が高い

 

以前、調べた肥満率同様、「今も昔も子どもの痩せている割合はそれほど変化はない」です。
山形グラフですが、実際の値はそれほど変動していません。
2006年以降は、ほとんど横ばいです。

結論としては僕の子ども時代と現代を比べても、あまり差はないでした。

太っちょおじさんはどこへいってしまったのか
恰幅(かっぷく)が良い、という言葉が一昔前にはありました。 胴回りの豊かな中年オジサンを指した言葉です。 ふと周りを見渡してみると、そういう人、減ったと思いませんか? 久しぶりの太っちょオジサン いつもの出勤時のことです。 僕はい...

 

都道府県別 痩身率

都道府県別 子どもの痩身率

 5歳11歳14歳
北海道0.231.962.62
青森0.093.002.01
岩手0.242.771.93
宮城0.332.402.55
秋田0.191.511.46
山形0.302.172.24
福島0.002.861.34
茨城0.172.382.25
栃木0.061.541.94
群馬0.241.961.87
埼玉0.253.472.49
千葉0.171.912.16
東京0.383.233.09
神奈川0.423.223.56
新潟0.064.211.94
富山0.433.061.83
石川0.002.872.68
福井0.322.231.83
山梨0.093.081.78
長野0.903.622.40
岐阜0.313.063.43
静岡0.363.221.89
愛知0.622.562.14
三重0.403.032.69
滋賀0.273.392.18
京都0.294.002.56
大阪0.264.282.21
兵庫0.153.392.79
奈良0.512.262.49
和歌山0.241.931.66
鳥取0.532.392.01
島根0.062.262.08
岡山0.433.802.22
広島0.001.912.25
山口0.752.971.62
徳島0.261.832.09
香川0.451.532.07
愛媛0.642.301.85
高知0.432.701.68
福岡0.133.102.64
佐賀0.372.531.72
長崎0.371.671.64
熊本0.231.872.26
大分0.942.711.44
宮崎1.082.201.60
鹿児島0.082.201.55
沖縄0.292.941.55

出典:都道府県別 痩身傾向児の出現率 (2017年度)(文部科学省)

  • バラバラだが、大都市圏は痩身率が高い
  • 14歳痩身率の最高値=神奈川の3.56
  • 14歳痩身率の最低値=福島の1.34

どちらにしても、とても低い数値です。

 

都道府県別 子どもの痩身と年間所得の関係

肥満については「所得が低いと肥満率が高くなる」というお話があります。
では所得と痩身に関係性はあるのでしょうか。
年間所得と子どもの痩身率の相関が以下です。

出典:都道府県別 痩身傾向児の出現率 (2017年度)(文部科学省)

 

「正の相関あり」という結果になりました。
肥満時の結果(相関係数=-0.424)より、高い数値です。

まとめると「強くはないけど子どもの痩身は、年間所得と関係がある、肥満の相関係数より高い」となりました。

 

 

成人の痩身状況

出典:平成28年「国民健康・栄養調査」の結果(厚生労働省)

20歳以上の男女別、痩身(やせ)者推移が上記です。

  • 男性のほうが痩せている人は多い
  • 男性は痩せている人は減っている
  • 女性は痩せている人が少し増えている

個人的には最近、運動する人が増えていると感じています。
よって痩せている人は増えている、という結果かと予想していましたが結果はそうはならず。
一応ですが、女性は少し痩せている人が上昇しています。

 

まとめ

前回と今回で肥満と痩身について調べました。
子どもの肥満の割合は11歳~14歳で7%~9%。
それに対し、子どもの痩身の割合は11歳~14歳で2%~3%。
この結果から思うのは、痩身の子どもは今も昔もそれほど多くないようです。

僕の子ども時代も、食べ物に困ったことはありませんでした。
ただ、今と違うと感じるのは、食べ物の質という話があります。
典型的なモノとして「有機栽培」などです。
昔は合成色素どっぷりの、毒々しいお菓子があり、喜んで食べていました。
ただどちらのしても「飽食の時代」であることには変わりありません。

僕自身、食べることが好きです。
ただ食べること自体は身体にとっては毒、とも考えています。
自分の体と対話しつつ、うまく付き合っていきたいトコです。

最後に以前、一緒に働いていたある男性同僚の言葉を思い出しました。

「僕、ハラが出たオッサンになりたいんですよね。
だってかわいらしいじゃないですか。」

その人は身長172cm、体重55kg。
体質的に食べても太らない、と話していました。

・・・ないものねだりというか、隣の芝は青いというか。

ではでは

◆今回のまとめ◆

子どもの痩身は今も昔もそれほど多くはない
所得と痩身は肥満より関係性が深い
食べ物にイロイロ気を配る時代

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