【年中行事】各地の神様がいないことで有名な「10月」

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「10月」といえば、秋まっさかり。
場所にもよりますが紅葉が美しい季節です。
夏の暑さから冬に切り替わる、体調管理に気を付ける時期。
日本の文化・風習・現代イベントのうち、10月に実施されるものをまとめました。

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10月の年中行事一覧

日にち 行事名・イベント名 説明 食べ物 子ども関連
1日 衣替え
10月7日~9日 長崎「くんち」 長崎県長崎市の諏訪神社のお祭り
国の重要無形民俗文化財
第2月曜日 体育の日
20日 えびす講「誓文払い」 10月は神無月で全国の神様が不在になる
えびす様のみ地元に残るのでその慰めの日
10月中旬~下旬 十三夜 十五夜(中秋の名月)から約1か月後
2019年は10月11日
栗や大豆に関する食べ物
月見団子
10月15日~25日 伊勢神宮
「神嘗祭(かんなめさい)」
伊勢神宮のお祭り
10月22日 京都「時代祭」 京都府京都市の平安神宮のお祭り
平安遷都1100年目を記念したお祭り
31日 ハロウィン キャンディーアップル(リンゴ飴) お菓子

ピックアップ

体育の日(第2月曜日)

十二支の一つ、最後の動物である亥(イノシシ)
旧暦では亥は10月にあてはまる
亥の日に穀物を混ぜた餅を食べて無病息災を願う日
またイノシシの子だくさんにあやかり子孫繁栄を願う日

十三夜(10月中旬~下旬)

中秋の名月の陰暦8月15日から約一か月後の夜
中秋の名月の次に月が美しい日だが十三夜は満月ではない
別名、「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」
窓辺に、すすきや月見団子(栗団子、豆団子)を飾る

ハロウィン(10月31日)

アメリカやイギリスを中心に、毎年10月31日に行われる伝統行事
仮装した子供達が「トリック or トリート」と言いながら近所周りしてお菓子をもらう
かぼちゃをくり抜き中にろうそくを灯した「ジャック・オウ・ランタン」が有名

そのほかの情報

10月の名称

神無月(かんなづき/出雲地方以外)
神有月(かみありづき/出雲地方)
初霜月(はつしもづき)

10月の季語

中秋
紅葉
秋晴れ

10月の誕生花・花言葉

誕生花=秋桜(コスモス)
花言葉=愛情、調和、純潔

誕生花=金木犀(キンモクセイ)
花言葉=初恋

10月の誕生石 ・石言葉

誕生石=トルマリン
石言葉=安楽、忍耐

まとめ

10月と言えば有名な「神無月」。
出雲大社に日本全国の神様が集まることで有名な「神無月」です。

ただ実際は、神が集まるなどの根拠は薄いというのが、いまの一般的な考え方のようです。
古来、たくさんの文書に記載がでてくるらしいですが、実際のところは正誤不明。

それでも「八百万の神」という、すべての場所に神がいるという発想の神道。
神道の特徴的なこととして、経典や戒律が存在しない、民族信仰という点もあります。

大人になって思うのは、日本人が西洋人に比べ、物事をきっぱり決めないのはこの辺にもルーツがあるのではと思うようになりました。

そんな日本ですが、ハロウィンがいつの間にか根付いています。
日本人の受け口が広いと考えるのか、踊らされやすいのか。