【成長喪失】オムツ、ダム決壊寸前のスリル

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育児・子供観察

紙か布かの選択はありますが、ほぼすべての赤ちゃんがお世話になるオムツ。
卒業するタイミングは個人差があり、数年の差が出ますが、少なくとも数年間はお世話になるもの。
初めての子育てでは、その交換頻度の多さに驚愕しつつ、オムツ購入が日常ルーチンに組み込まれます。
出産祝いに「おむつケーキ」が喜ばれるのは、実際に絶対に使うものなので間違いないです。

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オムツをしないで寝る子ども割合が半数を超えるのは4歳

人間の身体的に、夜はおしっこが出やすい状態になる。
そして、子どもが寝る時間は10時間前後とが長い。
日中、オムツが外れても、一時期、夜だけオムツというのは理にかなっています。
以下が、夜、寝るときにオムツをしないで寝られる子どもの割合です。


出典:第5回 幼児の生活アンケート 「オムツをしないで寝る」の達成率(ベネッセ教育総合研究所)

全体の50%を超える年齢が4歳児。
6歳児でもまだ、オムツを利用している子はいます。

もう1つ、このグラフで特徴的なのが、近年に近づくにつれ、オムツが取れる割合が遅くなっています。
たとえば4歳児のオムツをしていない子は、2005年=81.1%、2015年は66.0%と約15%減少。
そのほかの年齢でも1歳児を除き、減少しています。

理由を考えてみたのですが、共働き・核家族化が進み、それが何らか影響して、オムツが取れるのが遅くなる。
それ以外は、小さな時期は甘えさせるという風潮も、以前より増えているように感じています。
原因不明ですが、このあたりも影響しているのでしょうか。

素材が紙か布かでは紙派が圧倒的

オムツは、素材が紙か布の選択があります。
2004年のデータと少し古いですが、割合情報が以下です。
出典:紙オムツの意識調査(日本衛生材料工業連合会)

圧倒的に「紙」派が多いです。
「紙オムツだけ」と「主に紙オムツ」で86%と、大半が紙オムツ。
実体験として、僕も周囲で布オムツだった人は1人しか知りません。

オムツでも論争に発展する可能性があるのが、「紙(オムツ)」か「布(オムツ)」か。
僕の主観かもしれませんが、この「オムツ論争」は、「母乳神話」ほど過激ではない気がしています。
それくらい「紙オムツ」の便利さを、ほぼ全員が認識しているからなのかもしれません。

わが家は最後まで紙オムツ

わが家が子ども(第1子)を迎えたとき、僕はぼんやり「布の選択肢もあるなぁ」と考えました。
現実は布オムツは頭の中で考えただけで、最後まで紙オムツで終わりました。

理由は1つ。
手間(時間)がかけられない。
布オムツは洗う行為が発生します。
この時間を絞り出すことができませんでした。

0歳~1歳のころは、とにかく睡眠不足の真っただ中。
1秒でも寝たい、どこかにもたれかかっていて気絶している、という事もしばしば。
振り返ると、児童館や公園など、よくあんな場所でうたた寝していたと思い出します。

いろいろなサイトで、布オムツのメリットがあることは理解していました。
また紙オムツのデメリット、おむつかぶれが治りにくいなども体験としてわかっていました。
それでも、いまの知識と経験を持っていても、紙オムツを選ぶと思います。
あの睡眠不足の凶悪さは、何としても避けたい。

あと、オムツ関連で助けられたグッズは「おむつゴミ箱」と「おむつ替えシート」。
「おむつゴミ箱」はトイレに常備、使用済みのオムツを入れておく、ほぼ密閉式のボックス。
匂い対策として、役立ってくれました。

「おむつ替えシート」は外出時、または寝かせたところを絶対に塗らせないような状況。
わが家では2枚購入して、出先で特に活躍してくれました。

さいごに

僕にはオムツ交換で忘れられないシーンがあります。
オムツ交換途中に、大きいほうが始まることは、ある程度オムツ交換をしていればだれしも経験していると思います。
僕もその時、そのオムツ交換途中に液体状の大きいほうが始まりました。

液体化のブツがどんどん排出されてくる。
手慣れたもので、終わるまで待って交換する、という気持ちの準備はできています。
しかし、その時は排出が終了する気配がなく、徐々にオムツの許容エリアを埋めていく。

ギャザーの高さの8割を超えても、まだ終わらない。
手じかに何かできるものもなく、そこまでの状況を想定しておらず、ただ見守るだけ。
「あっ、あっ、どんどん出てきてるけど、もう山(ギャザー)の頂上の直前、これ以上は無理です」

結果、ギャザーの山頂の直前で排出終了、もう少しで表面張力状態でした。
ブツの表面張力・・・、考えただけでもイヤです。

映画『ミッションインポッシブル』ばりのスリル体験は、記憶から消し去りたいのですが、いまでも僕の頭に焼き付いています。