1年の中でも一番日数の少ない「2月」。
年中行事も少なめです。
それでも旧暦では1年の起点となる立春がある月。
日本の文化・風習・現代イベントのうち、2月に実施されるものをまとめました。
2月の年中行事一覧
日にち | 行事名・イベント名 | 説明 | 食べ物 | 子ども関連 |
3日ころ | 節分 | 豆 | まめまき | |
4日ころ | 立春 | 旧暦ではこの日がが1年の始め 2019年は2月4日 |
立春朝搾り,朝生菓子 | |
2月最初の午(うま)の日 | 初午(はつうま) | 全国各地の稲荷神社で祭礼する 2019年は2月2日 |
いなりずし、油揚げ | |
8日 | 針供養 | 使えなくなった針を謝意とともに供養 | ||
11日 | 建国記念の日 | |||
14日 | バレンタインデー | チョコレート | ||
2月第4日曜 | 東京マラソン | 2019年は3月3日 |
ピックアップ
節分
節分は2月3日ころに行われる季節行事。
節分は固定日(2月3日限定)ではありません。
節分は立春の前日であり、その立春が固定日ではありません。
年によって2月2日~2月4日になります。
2019年の節分=2月3日です。
旧暦では立春が1年のスタート。
立春の前日が節分なので、節分は旧暦では大晦日。
「豆まき」は「1年の締めくくりとして邪気払い」という意味が込められています。
豆まきは地方によってやり方が違っています。
例えば一般的には「福はうち鬼は外」ですが「鬼は内」という地方もあります。
▼豆まきの流れ
1.豆を神棚にお供えする
2.夜に窓や開けて「鬼は外」の声とともに外に豆をまく(下手投げ)
3.次に家の中に「福は内」の声とともに豆をまく(下手投げ)
4.最後に年齢の数だけ豆を食べる
立春
旧暦ではこの日が1年の始めの日。
暦の上ではこの日から春にあたります。
禅寺や一部のご家庭で「立春大吉」と書いた札を門に貼る習慣があります。
「立春大吉」とは、文字が左右対称で縁起が良く、厄除けの意味があるとされています。
確かにこの4文字を眺めると、きれいに左右対称ですね。
そのほかの情報
2月の名称
- 如月(きさらぎ)
- 梅月(うめつき)
- 梅見月(うめみづき)
- 初花月(はつはなづき)
- 木芽月(このめつき)
2月の季語
- 立春
- 節分
- 春寒
- 寒明け
2月の誕生花・花言葉
誕生花=フリージア
花言葉=純潔・無邪気
誕生花=マーガレット
花言葉=恋占い・真実の愛
2月の誕生石 ・石言葉
誕生石=アメジスト
石言葉=誠実、心の平和
まとめ
2月と言えば「バレンタインデー」が一昔前の最大のイベントでした。
ここ最近は「義理チョコ」が減って「友チョコ」が増加で、すこし趣が変わってきています。
コレは良い傾向だと個人的には思っています。
また「恵方巻き」が昔より一般認知度が高くなっています。
イベント自体は昔からあったのですが、コンビニ商戦でメジャーになっただけですが。
個人的には2月の日数が、ほかの月より少ないことに違和感があります。
31日ある月を30日にして、2月にプラスしてできるだけ1ヶ月を30日にする。
単純にその方がわかりやすい、という発想です。