2016年の人気の猫Top10。
猫は人になついているようでそっけない。
それも猫の魅力の1つ。
純血種の割合や平均飼育頭数、主な飼育場所から平均寿命まで。
猫にまつわる最近の状況を調べてみました。
人気猫種Top10(2016年)
一般財団法人 ペットフード協会でリリースされているデータの人気猫Top10が以下です。
本記事のグラフはすべて以下の出典です。
出典:平成28年 全国犬猫飼育実態調査(一般財団法人 ペットフード協会)
アメリカンショートヘアー
原産国 | アメリカ |
毛種 | 短毛種 |
ペルシャ(チンチラ)
原産国 | イギリス |
毛種 | 長毛種 |
ロシアンブルー
原産国 | ロシア |
毛種 | 短毛種 |
スコティッシュフォールド
原産国 | イギリス |
毛種 | 短毛種 ・ 長毛種 |
アビシニアン
原産国 | エジプト |
毛種 | 短毛種 |
ノルウェイジャンフォレストキャット
原産国 | ルウェー |
毛種 | 長毛種 |
メインクーン
原産国 | アメリカ |
毛種 | 長毛種 |
シャム
原産国 | タイ |
毛種 | 短毛種 |
ソマリ
原産国 | イギリス |
毛種 | 長毛種 |
ヒマラヤン
原産国 | アメリカ |
毛種 | 長毛種 |
1位のアメリカンショートヘアーですら、シェア3%。
犬に比べ圧倒的人気が高い猫はいないようです。
2016年人気猫の原産国はアメリカとイギリスが多いです。
そのほかの情報
純血種・雑種の割合
雑種系が約85%(犬は15%)。
コレも犬との大きな違いです。
平均飼育頭数
飼育頭数はここ数年、横ばい。
2012年と2016年を比べると、10万頭(+1%)増えています。
世帯数は増えています
猫の主飼育場所
室内飼育が圧倒的に高いです。
そして室内飼育が伸びています。
確かに東京で野良猫をみかけることはあまりありません。
と言っても野良猫と飼い猫の区別は、僕はつけられませんが。
平均寿命
平均寿命はわずかに伸びています。
グラフは全体平均ですが[室内飼いのみ]か[外にでる]で分けると2016年数値は以下です。
- 室内飼いのみ 15.8歳
- 外にでる 13.2歳
外に出る猫の方が、寿命が1.4年、短いです。
愛護団体について
猫を飼うにあたって「愛護団体」からの入手したかどうかの結果が以下。
愛護団体を知っている人は約6割。
その中でも「愛護団体」からの入手を検討したのは17.7%。
のどをならす「ゴロゴロ」の自然治癒
猫がのどをならず「ゴロゴロ音」。
この音はストレスや不眠、不安感を癒し、自然治癒力が認められているそうです。
フランスでは「ゴロゴロセラピー」という自然治癒法を提案している獣医師がいるとのこと。
「ゴロゴロ音」の周波数は20~50hzの低周波で、この周波数帯は副交感神経が有意になるレンジ。
副交感神経が有意ということは、リラックスしている状態。
よって人間がこの音を聞くと心地よいと感じるという仕組みです。
個人的に思うこと
以前、職場の同僚で猫を2匹、室内で飼っている人がいました。
その人が「3匹目の猫を愛護団体からもらい受けた」と話していました。
事情があって育てていくことができなくなった猫を引き取る。
猫をすでに2匹飼っているので、実績は十分。
猫同士の戦いがなければ、大きな障害はありません。
それを「公園に散歩に行ってくる」くらいの軽い感じで実行。
「やるなぁ」と思った記憶があります。
愛猫家で有名な小説家、村上春樹さん。
そんな村上さんの以下の言葉が印象的です。
ムラカミクスはかなり強力ですよ。
一の矢)知らん振り
二の矢)照れ隠し
三の矢)開き直り
みんなうちの猫たちから学びました。だいたいこれで人生をしのいでいます。にゃー。
猫の「わが道を行く」という雰囲気(と僕は思っています)。
見習いたいです。
ではでは
◆今回のまとめ◆
猫を飼う人はここ数年横ばい
猫は純血種より雑種が多く、有名猫への人気集中はない
現代は室内飼いが圧倒的